感情の爆発が抑えられない原因は?ビジネスに影響する怒りの正体と対処法

潜在意識と感情コントロール

「大事な場面で、感情を抑えきれず、人間関係を壊してしまう」
そんな悩みを抱える経営者・起業家の方から、よくご相談をいただきます。

  • 大事な商談で、相手の一言にカッとなってしまい、交渉が破談になった
  • 売上や取引に影響が出るほど、感情の波に左右される
  • 過剰に相手の非を責めてしまった
  • 感情的になりすぎて、社員や部下との関係が悪化した

「メンタルが弱い」「自己管理ができていない」と見られることもあり、周囲にはなかなか相談できない問題ですよね。

でも本当の原因は、“あなたの甘さ”でも“理性の弱さ”でもありません。
怒りの爆発には、無意識の心理メカニズム=自己防衛反応が深く関係しているのです。

感情の爆発が起こる心理メカニズム

感情の爆発は「過剰な自己防衛反応」が原因の場合があります。

過去の経験、特に幼少期に「傷ついた」「否定された」「恐怖を感じた」といった出来事があると、似たような状況に直面したとき、無意識が自分を守ろうとして怒りの反応を起こすのです。

つまり、あなたの怒りは “防衛本能” の一種。
理性で抑え込もうとしても、無意識が「危険だ」と判断すれば、感情は一気に爆発してしまいます。

この場合、

メンタルやマネジメント、コミュニケーションなどについて学んで対策しようとしても、一時的な感情の抑圧になってしまい、かえってのちのち爆発してしまうということが起こります。

だから、決して「自分に甘い」からダメなんだということではないんですね。

幼少期の主な環境と影響

感情の爆発に影響を与える典型的な幼少期の環境には、以下のようなものがあります:

  • 厳格な親のもとで育ち、常に顔色をうかがっていた
  • 「泣くな」「怒るな」と感情の抑圧を強いられた
  • 怖い先生や、親にいつもビクビクしていた
  • 傷ついた体験、トラウマ体験

こういった経験から来る、感情の爆発は、無理に抑えようとして抑えられるものではありません。

自分の性格の問題や意思の弱さではなく、潜在意識にあるトラウマや防衛反応であることをまずは知ってください。

よくある間違った対処法(逆効果になる方法)

感情の爆発を防ごうとして、やりがちな間違いが
「感情を我慢して抑えようとすること」です。

例えば…

  • 取引先にイラっとしてもグッと飲み込む(でもどこかで爆発する)
  • 社員のミスに対して「怒るのは良くない」と自分を抑え込む

我慢…我慢…我慢…

短期的には、効果があるかのように見えますが、我慢して抑え込んだものは、いつか爆発します。

経験、ありませんか?

感情の暴走は、”我慢して抑える”、”なんとかコントロールする”というのは、根本解決になっていないだけでなく、爆発の先送り(未来への借金)のようなものです。

むしろ、症状を悪化させる場合もあり、ある日突然、爆発してしまう。

それが信頼の損失、契約破棄、売り上げ低下にまでつながることも少なくありません。

根本解決が出来ると、そもそも、そこに以前のような感情がわかなくなるんです。

先日も、このような症状を抱えている起業家さんへセッションをしましたが、

  • 物事を俯瞰してみれるようになった
  • 以前のような爆発がなくなった

と、症状が改善されていました。

『感情の爆発が抑えられない』

症状を、その都度何とか抑え込んで、時々爆発しながらも、何とかやりこなしてきた方もいるかも知れませんが、そもそもその症状がなくなることで、

抑え込むことに使っていたエネルギーを、ビジネスの健全な方向を使えるようになるわけです。

周りとの人間関係、お客様との関係、取引先との関係を良好に作れるようになることで、売り上げも当然上がっていくようになります。

逆に言うと、この症状を抱えていることで、機会損失している売り上げがどれだけあるかということなんです。

この金額、大きいですよね。

「怒りで大切なものを壊したくない」あなたへ

怒りで壊してしまった信頼、契約、関係性。
それを繰り返さないために、一度、自分の内側に目を向けてみませんか?

「私も変われるのかな?」と思った方は、まずはご相談ください。
本当の意味で“感情に強い自分”を、取り戻していきましょう。

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