「自分の気持ちがわからない」
「自分の気持ちがうまく言えない」
「相手が求める答えは何か?を考えてしまう」
って感じたことはありますか?
「正解」を出すのは得意だけど、「自分の気持ちを話すのは苦手」という人が居ます。
過去の私は、もれなくこのタイプでした。
- 仕事はうまくやるのに恋愛になると急に不器用
- 周りからは強い女に見られがちだけど、恋愛では振り回される
- 甘えるのが苦手で強がっているくせに、寂しがり屋
そんな色々を抱えながら、社会で戦い続ける女性たち、私はそんな女性を『戦闘民族系女子』と呼んでいます。
私のクライアントの多くは、戦闘民族系女子ですが、
周囲からは「しっかり者」「強い女性」と見られているからこそ、本人たちもその役割を無意識に背負いながら、実は内心モヤモヤしている..そんな人は多いです。
この記事では、論理的思考が強い人ほど、感情が見えなくなる理由と感情を取り戻す方法を解説します。
※戦闘民族系女子
仕事や社会では、バリバリ活躍しているけど、恋愛になると不器用になる
強くて自立しているように見えるけど、本当は寂しがりやで依存心が強い
心に鎧をまといながら社会と戦ってきた女性のことです。
(あっこ語録より)
「正解を出すのは得意だけど、自分の気持ちがわからない」理由
こういった人は、幼い頃から、「考える」ことで、生き抜いてきました。
小さいころから感情よりも正しさを優先し、「こうするべき」「こうしたほうが正解」という思考で動いてきたというクセがあります。
そうなってしまった原因は…
- 親が正解思考が強い
- 親にとっての正解を選べないと怒られたり、罰を受ける
- いじめられた経験がある
- 長男長女で自分の気持ちを優先できなかった
- 自分の気持ちをありのままに受け入れてもらえなかった
このような背景の中で、「正解をだす」ことでしか認めてもらえなかったり、「正解をだす」ことで、自分を守ってきたという経験があります。
そして、この思考パターン、行動パターンを強化して大人になってきたことで、
『仕事では論理的判断ができ活躍できる一方で、感情が揺れ動く恋愛が苦手』
という、とても不器用な人生が出来上がってしまうんです。
論理的思考、合理的な判断力は、とても役にたちますが、偏り過ぎると、「本当の自分がわからない」という感覚になります。
それは、「誰かにとっての正解」を出す力はあるけれど、「自分の気持ち」を感じるということをしてこなかったからです。
- 仕事では評価されてるのに満たされない
- 社会的には成功しているのに不安感が強い
- 心の繋がりを感じられない
周りから見れば、それなりによい人生を送れているはずなのに、なぜか空虚感を感じてしまう理由です。
本当の自分で満たされるためには…
「正解」ばかりを選び続けてきて、本当に心から「満たされている」と言えるでしょうか?
一人になった時、何かが足りないような、空虚感を感じたことはありませんか?
充実感、幸福感、満足感、、、『満たされる』って、結局のところ『感情』なんです。
なぜか満たされないのは、あなたが論理的思考に偏りすぎて、感情を置き去りにしてきているからです。
こういったタイプの人は、一度、感情と繋がっていく練習が必要です。
正解を出すよりも心地よさを選ぶ
プライベートでは、正解よりも、感情を優先してみてください。
「本当はどうしたい?」
「あなたは何を感じてる?」
「どんな感情がわいた?」
こんな質問をすると、とたんにわからなくなってしまう人もいます。
今はわからなくなっているかも知れませんが、もともと感情がない人はいません。
まずは「好き」か「嫌い」か。「理由はないけど嫌!」って言ってみてもいいわけです。
今日から出来る小さなワーク
「何を食べたい?」メニューを直感で選ぶ練習をする。
→なんでもいいは禁止です。「これがいい!」で選びましょう。
「心地よいかどうか」で選択する。
→「すべき」ではなく、「したいかどうか」で判断してみる。
あえて非合理的なことをしてみる。
→あえて無駄なことをする、それを楽しんでみる。
気持ちを確認する
→起こった出来事に対して、どんな感情がわいたかを感じてみる。
あえてラベリングする。
まとめ
論理的思考が優れていて、正解を出せる力は、あなたの強みです。
特にビジネスでは、大きな武器になっているはずです。
それ自体が悪いわけではありません。
しかし、そこに偏りすぎることで、自分を見失い苦しさが生まれます。
論理的思考を強みとして活かしながらも、そこに感情がくわわれば、もっと豊かな人間関係や自己理解が手に入ります。
「本当の満足感」や「つながり」を感じられる人生は、あなたの人生をもっと彩豊かなものにしてくれます。
自分の感情がわからないあなたへ
仕事はうまくやれるのに、感情が揺れ動く恋愛は苦手。
なぜかいつもうまくいかないという方は、一度ご相談ください。
▼お問い合わせはこちら▼
コメント