恋愛依存をやめたい人へ|今すぐできる4つのステップと克服法【チェックリスト付】

恋愛依存

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あっこ|モラハラ・恋愛依存・愛着問題専門カウンセラー
カウンセリング実績:延べ4000件超
専門分野:モラハラ/共依存・恋愛依存の克服/愛着障害の改善
「一人でも多くの方が、自分らしい人生を取り戻せるように」という想いで カウンセリングを行っています。

「恋愛が生活の中心になってしまう」
「彼の一言に一喜一憂してしまう」
「相手からの連絡が遅れるだけで不安でたまらない」

それは、恋愛依存の状態かも知れません。

こんな症状はありませんか?

  • 連絡が遅れるだけで不安になる
  • 彼がいないと生きていけないと感じる
  • 尽くしすぎて自分が壊れそうになる
  • 恋人の機嫌に自分の気分が左右される
  • 恋愛以外の時間が空虚に感じる

恋愛依存は、恋愛だけでなく、仕事や人間関係、人生全体に深刻な影響を与えます。

この記事では、恋愛依存をやめたいと思っているあなたに向けて、恋愛依存の原因・特徴・今すぐできる4つの克服ステップを、心理学と愛着の視点からわかりやすく解説します。

【この記事でわかること】
恋愛依存の原因がわかる(愛着との関係)
✔ 自分が恋愛依存かチェックできる(チェックリスト付き)
恋愛依存を辞めるための具体的な4ステップがわかる
✔ 実際に恋愛依存を克服した人の体験談を知れる

恋愛依存をやめるために必要なのは、根本原因を理解し、正しいケアをしていくことです。

今日から始められる実践的な方法をご紹介します。

恋愛依存とは?恋愛に依存してしまう状態

恋愛依存の定義

恋愛依存とは、恋愛にのめり込みすぎて、相手がいないと自分の存在価値が感じられなくなる状態を指します。

恋愛依存の特徴

  • 恋愛が生活の中心になる
  • 相手の反応で自分の気分が大きく変わる
  • 恋愛以外のことに興味が持てなくなる
  • 彼の機嫌に合わせて自分を変えてしまう
  • 相手がいないと「自分には価値がない」と感じる

そんな状態に心当たりがある方は、恋愛依存の可能性があります。

恋愛依存について詳しく知りたい方はこちら▼
【診断付き】恋愛依存とは?原因・特徴・克服法を徹底解説

好きと依存の違い

健全な恋愛と恋愛依存の違いを理解することが重要です。

健全な恋愛恋愛依存
自分の時間も大切に出来る意
相手を信頼できる
対等な関係を築ける
一人でも充実している
相手を尊重しながら自分も大切
恋愛が生活のすべて
常に不安で確認行動が止まらない
相手に尽くしすぎるor支配される
一人になると空虚感に襲われる
自分を犠牲にしてしまう

恋愛依存は、「好き」という感情を超えて、相手がいないと自分が保てない状態です。 この状態が続くと、心身ともに疲弊し、最終的には関係が破綻してしまいます。

恋愛依存チェックリスト|あなたは大丈夫?

恋愛依存チェックリスト(15項目)

以下の項目にいくつ当てはまりますか?

【相手への依存】

  • 相手からの連絡がちょっと遅くなっただけで不安になる
  • 恋人の機嫌に自分の気分が左右される
  • 恋人がいないと「自分には価値がない」と感じる
  • 相手のSNSを頻繁にチェックしてしまう
  • 彼のことを四六時中考えてしまう

【自己犠牲】

  • 恋人に尽くしすぎて自分を犠牲にしてしまう
  • 相手の意見に合わせて、自分の意見を言えない
  • 嫌なことも我慢して受け入れてしまう
  • 相手のために自分の時間や予定を変える

【生活への影響】

  • 恋愛以外の時間が空虚に感じる
  • 仕事や勉強に集中できない
  • 友人や家族との時間を疎かにしている
  • 趣味や自分の楽しみをやめてしまった

【感情のコントロール】

  • 相手の言動に一喜一憂してしまう
  • 一人でいると不安や孤独感に襲われる

3つ以上あてはまったら、恋愛依存の傾向があります。

これらに当てはまる場合、恋愛依存の傾向が強いかもしれません。

0-2個:健全な恋愛ができている
3-7個恋愛依存の傾向あり(軽度)
8-12個恋愛依存の可能性が高い(中度)
13個以上:深刻な恋愛依存状態(重度)

こんなに重い気持ちになりたくないのに、好きな人のことが頭から離れず、相手に振り回されてしまっている状態、とてもつらいですよね。

恋愛依存に陥った結果、生じる影響は恋愛だけではありません。
仕事や人間関係、人生全体に影響を与えます。

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恋愛依存の3つの主な原因

恋愛依存は、表面的な行動だけでなく、心の奥深くに隠れた原因が大きく影響しています。
ここでは、恋愛依存になる主な3つの原因を解説します。

① 愛着障害|幼少期の愛着スタイルの偏り

恋愛依存の根本には、「愛着障害」が関係しているケースが非常に多く見られます。

愛着障害とは?

幼い頃、養育者(両親や祖父母など育ててくれた人)から十分な愛情を受けられなかった経験から、愛着という部分に問題を抱えてしまうことです。

愛着スタイルの4タイプ

恋愛依存の根本には、「愛着の問題」が関係しているケースがとても多く見られます。

幼い頃、養育者(両親や祖父母など育ててくれた人)から十分な愛情を受けられなかった経験から、愛着という部分に問題を抱えてしまうことがあります。

問題を抱えた愛着は、愛着スタイルといって4つのスタイルに分類することが出来ます。

愛着スタイル特徴恋愛依存との関係
安定型相手を信頼し、安定した関係を築ける恋愛依存になりにくい
不安型見捨てられ不安が強く、相手の顔色を伺う恋愛依存になりやすい
回避型親密な関係を避け、感情表現が苦手依存回避だが根底に不安
混乱型不安型と回避型が混在し、不安定恋愛依存になりやすい

恋愛依存になりやすいのは、【不安型】【混乱型】の愛着障害を持つ人です。

不安型の特徴

  • 自分に自信がなく、周りの人の顔色を常に伺う
  • 見捨てられるんじゃないかという不安が強い
  • 見捨てられないための行動(尽くす、確認するなど)をする

混乱型の特徴

  • 回避型と不安型が混ざり合って不安定
  • 人と仲良くしたいが、親密になるとストレスを感じる
  • 自分でもどうしたらよいか分からず混乱する

愛着問題が恋愛に与える影響について詳しくは以下の記事も参考にしてください:
嫌いなのに離れられない『依存的敵対関係』とは?

②自己肯定感の低さ

「私なんて…」と常に感じていませんか?

自己肯定感の低さも、恋愛依存の大きな原因です。

自己肯定感が低いと

  • 「自分には価値がない」という思い込みが強い
  • 恋愛で価値を確認しようとする
  • 恋人に依存することで、自分を肯定できる状態を保とうとする

よくある思考パターン

  • 「私は愛される価値がない」
  • 「尽くさないと愛してもらえない」
  • 「相手がいないと私は何者でもない」

この思い込みが、恋愛依存をさらに深刻化させます。

③過去の恋愛や家庭のトラウマ

トラウマも恋愛依存の原因になります。

トラウマの例

  • 過去に浮気や裏切りをされた
  • 幼少期に親から十分な愛情を受けられなかった(愛着の問題)
  • 自分の気持ちを押し殺して生きてきた
  • 親の離婚や家庭内の不和を経験した

過去の恋愛で裏切りや苦しい別れを経験した人は、それがトラウマとなって、今の恋愛でも同じ失敗をしてしまうのではないかという恐怖で、相手に執着してしまいます。

これらのトラウマが、恋愛依存という形で表れるのです。

トラウマと恋愛依存についてこちらもおすすめ
▶【トラウマ反応の克服】5日でビクビクするトラウマ反応が消えた変化とは?

恋愛依存が引き起こす深刻な影響

恋愛依存は恋愛だけでなく、人生全体に影響を与えます。

心への影響:不安・自己嫌悪・自信喪失

恋愛依存になると、心に大きな負担がかかります。

心理的な影響

  • 常に不安や孤独感に苛まれる
  • 精神的なストレスが高まり、自己嫌悪に陥る
  • 自己肯定感が下がり、どんどん自信がなくなっていく
  • うつ状態や不眠に陥ることも

「こんなに苦しいのに、やめられない…」という状態が、さらに自分を追い詰めてしまいます。

キャリアと人間関係への影響:すべてを失うリスク

恋愛依存は、恋愛以外のあらゆる領域にも悪影響を及ぼします。

仕事・キャリアへの影響

  • 仕事の集中力が落ちる
  • パフォーマンスが低下し、評価が下がる
  • キャリアアップの機会を逃す
  • 最悪の場合、仕事を失うことも

人間関係への影響

  • 友人や家族との関係が疎遠になる
  • 趣味をやめてしまう
  • 健全な友人がどんどん離れていってしまう
  • 孤立してさらに恋愛依存が深刻化

最も恐ろしいのは「すべてを失う」リスクです。

恋愛依存が激しいと、最終的には恋人ともうまくいかなくなってしまいますが、その時に失うのは、恋人だけではありません。

あなたが恋愛をしている間、おろそかにしてきてしまった、ビジネス、キャリア、友人、家族、趣味の時間、すべてを失ってしまうのです。

恋人と別れた時に、恋人だけを失ってしまった人は、周りが立ち上がるのを助けてくれます。
しかし、恋人と一緒に他のすべてを失ってしまった人は、文字通り、何もない空虚感だけがただただ大きくなっていきます。

自分が認識しているよりも、恋愛依存で失ってしまうものの代償は大きいのです。

関連記事:
モラハラがもたらす共依存と後遺症とは?改善するために取り組むべきこと

恋愛依存をやめるための4つのステップ

恋愛依存をやめるためには、以下のようなステップに取り組んでみてください。

step1. 自分の依存の原因を理解する

なぜ恋愛に依存してしまうのか、その原因を掘り下げましょう。

具体的な方法

【愛着スタイル診断をする】

あなたの愛着スタイルを知ることで、恋愛依存の根本原因が見えてきます。

【過去のトラウマを振り返ってみる】

  • どんな家庭環境で育ったか?
  • 過去の恋愛でどんな傷つき体験があったか?
  • 親との関係はどうだったか?

【一人の時間にどんな気持ちが湧くか観察する】

  • 恋人がいないときの自分にどんな感情が湧くか?
  • 一人でいると不安になるか?空虚になるか?

これらを振り返ることで、恋愛依存のパターンが見えてきます。

ワークを受け取って、愛着スタイル診断、過去の振り返りやってみてください。

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step2.自分を大切にする習慣を作る

恋愛依存をやめるには、自分一人で過ごす時間を大切にする習慣が必要です。

特に愛着障害の方は、誰かと一緒に居ないと寂しくてたまらないという感情を埋めるために、好きでもない異性と一緒に過ごすようなことをしがちです。

具体的な方法

【自分のための時間を作る】

  • 自分のために食事を作る(外食ではなく、丁寧に)
  • 散歩や読書、趣味を楽しむ
  • 心地よいルーティーンを整える(朝のコーヒー、夜のストレッチなど)

【「自分で自分を満たす」感覚を育てる】

  • 自分が嬉しいことリストを作る
  • 小さな達成体験を積み重ねる
  • 自分を褒める習慣をつける

「恋愛以外で自分を満たす」感覚を、少しずつ育てていきましょう。

症状が重い方は、プロのサポートを利用して欲しいのですが、自分で出来る範囲で取り組めそうな人は、一人で過ごす時間の充実度を上げてみてください。

step3. 恋愛以外の世界を広げる

恋愛依存をやめるには、恋愛以外の人間関係や活動に目を向けることが重要です。

恋人以外の居場所を複数持つというのも重要になってきますので、趣味や他の人との交流を通じて自分の居場所づくりをしていきましょう。

具体的な方法

【新しい世界を作る】

  • 新しい趣味やスキルを学ぶ(オンライン講座、習い事など)
  • 友人との交流を増やす(月1回の友人との食事など)
  • コミュニティに参加する(趣味のサークル、勉強会など)
  • 自分だけの安心できる居場所を作る
  • 恋人だけが心の拠り所という状態からの脱却

これが、恋愛依存から抜け出す鍵です。恋愛以外に自分を支えてくれる場所があると、恋愛への執着が自然と薄れていきます。

step4. 専門家の力を借りる

恋愛依存の克服に悩む場合、心理カウンセリングを利用するのも効果的です。専門家のサポートを受けることで、より早く確実に変化を実感できます。

とくに、恋愛依存や愛着障害の方は、自己流で何とかしようとして、かえって辛くなってしまうという方もいらっしゃいます。

カウンセリングを受けることの効果

  • 愛着障害や恋愛依存は無意識レベルの問題であり、自己流では限界がある
  • 一人では見えない無意識のパターンに気づける
  • 安全な場所で感情を吐き出すことで心が安定する
  • 具体的な行動計画を一緒に作れる

依存関係は、長くなればなるほど抜け出すもの難しくなっていきますので、問題を自分で拗らせる前に、一度ご相談ください。

恋愛依存を乗り越えた人の体験談

実際に恋愛依存を克服した方の声をご紹介します。

Aさん(40代女性)

仕事では、合理的に動けるタイプなのですが、恋愛になるとなぜか依存的になってしまって…。友人に相談しても、恋愛になると”いつもの私”とは、別人になってしまう姿に「らしうないね」と愛想をつかされてしまい、誰にも理解してもらえませんでした。

根本にある”愛着の問題”に気が付いたことで、今までの症状にも納得が出来たし、セッションを受けて少しずつ症状も改善されていきました。

今までのように、過剰に相手に尽くしたり、相手からのLINEがこないことに不安を感じることもなくなりました。

巷のノウハウでは、「こんなふうに取り組んでみましょう」というやり阿多あ沢山あったけれど、それが出来なくて困っていたので、私には解決策になりませんでしたが、今では、自然とそういう行動が出来るようになって、恋愛も自分の時間も楽しめるようになりました。

恋愛依存に関するよくある質問

Q1. 恋愛依存は治りますか?

A: はい、恋愛依存は改善できる可能性があります。重要なのは「根本原因(愛着障害、自己肯定感の低さなど)を理解する」ことです。必要に応じて専門家のサポートを受けることで、時間はかかりますが、変化出来ると思います。

Q2. 恋愛依存と愛着障害の関係は?

A:恋愛依存の根本原因の1つが愛着障害です。幼少期に親や養育者との間で安定した愛着関係を築けなかったことで、大人になっても人との関係に不安や執着を抱えてしまいます。この愛着障害が、恋愛依存という形で表れることが非常に多いのです。

Q3. 一人で克服できますか?

A:一人で克服できるケースもあります。しかし、何年もその状態から抜け出せず、苦しさが続いているのだとしたら、一人で克服できる状況ではないかも知れません。そういう場合は、一度ご相談ください。

Q4. 恋人と別れないと恋愛依存は治りませんか?

A:必ずしも、別れなければならないということはありませんが、関係性の見直しは必要です。

まとめ|恋愛依存をやめて、自分の人生を取り戻す

ここまで、恋愛依存をやめるための方法について、詳しく解説してきました。

最後に、重要なポイントをまとめます。

恋愛依存の3つの主な原因

  • 愛着障害(幼少期の愛着スタイルの偏り)
  • 自己肯定感の低さ
  • 過去の恋愛や家庭のトラウマ

恋愛依存をやめるための4つのステップ

  • 自分の依存の原因を理解する(愛着スタイル診断など)
  • 自分を大切にする習慣を作る(一人の時間を充実させる)
  • 恋愛以外の世界を広げる(居場所を複数持つ)
  • 専門家の力を借りる(カウンセリングの活用)

恋愛依存が原因で、自分のキャリアをつぶしてしまうという女性も少なくありません。

恋愛依存は、恋愛で苦しむだけでなく、それをきっかけに人生のすべてが台無しになってしまうこともあります。

「恋愛が終わった時に、失ってしまったものがあまりにも大きすぎた…」

という後悔をしないためにも、今から改善に取り組んでいきましょう。

関連記事:
恋愛が重くなる原因と克服法|見捨てられる怖さを克服する方法​​
恋愛依存の原因と克服法|依存から自立した恋愛へ

恋愛依存愛着

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